古民家移築に関しての法的検討事項


 

このページでは、古民家移築に関しての法的検討事項・手続き等の概要をご紹介致します

1.敷地条件

2.移築物件

3.役所との調整

4.実際の手続き

 

1.敷地条件

 どこに移築するのか・・・古民家はとにかく大きいので、それなりに広い敷地が必要になります。
用途地域も重要です。防火、準防火地域には絶対に移築は不可能です。よって都市部には移築の可能性は低くなります。
市街化区域か市街化調整区域かによっても大きく条件が変わります。

 今回問題になった点は高さ制限でした。最高の高さ7mまで・・・これに引っかかりました。
泣く泣く屋根勾配を緩くせざるを得ませんでした。

 さらに問題だったのが、耐震強度の問題でした。ほとんど壁が無いので筋交が入らないという事と、通常の木造金物が一切使えない
という大問題がありました。この点は限界耐力設計を行うなどの構造計算での対応が必要となりました。

 

2.移築物件

 一般的に移築用の古民家を探すには、情報を収集することからはじめます。情報元は地元の人に聞く、
古民家の移築・再生を手がけている設計事務所、工務店に依頼する。「日本民家民家再生リサイクル協会」等の
団体を頼るなど・・・

 今回の御施主様は自分で現地まで赴き、地元の古民家の移築・再生を手がけている方に話をして幾つかの
古民家を紹介していただいた様です。

3.役所との調整

 まずどの様に(色々な意味で)建てていいのかどうか?まったく分からない状態でしたので、役所の建築課に相談という形で
話を持っていきました。幸い市役所の担当者から市内で幾つかの移築実績があることを教えていただくことができました。
つまり移築の可能性がそこには有るということです。これがまったく経験の無い場所でしたら計画を諦める可能性もあったわけで、
今回はラッキーであったと思います。

 

4.実際の手続き

 この段階になって、必要な届出等の確認をしなければなりません。

・ 確認申請:これはもちろん絶対に必要です。







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